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住居(選択及び警備方法等(屋内強盗、空き巣盗対策))
住居の選択は地域の治安、安全、環境を第一とする。充分な情報収集と慎重な検討が必要です。
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自宅、オフィスのドア及び窓に警報装置や複数の施錠箇所を設ける。窓には格子があればいっそう安全です。 |
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新規入居時や鍵を紛失した時には、直ちに修理する。*家にいるときでも常に施錠する、少しの間留守をする場合でも施錠をする。 |
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訪問者に対しては、戸を開ける前に確認する。戸を開ける場合でもドアの鎖は掛けたままにしておく。不運にも侵入された場合には、身の安全を第一として無益な抵抗はやめ、相手を刺激しない。 |
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大切なものは分散して管理する。 |
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自宅にかかってきた電話は相手を確認してから名乗る。また、間違い電話に対しては、自分の名前や電話番号は言わない。 |
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オフィス等で不在者に連絡があった場合には、安易に携帯電話番号や予定等は教えず、相手の連絡先を聞き取り、かけなおさせる様にする。 |
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長期に家をあける場合は、信頼できる友達、隣人に定期的に見回ってもらう。そのには日頃から隣人との友好、信頼を保つ事が大切です。 |
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外出時の注意事項
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緊急時に対応する、常に所在は明確にしておく。 |
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不要なお金は持ち歩かない。また、所持金はポケットに分散する。 |
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目立ちすぎる服装、言動を慎み、口論をする様な環境を作らない。 |
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夜間はもとより、常に人気の無い所で一人での行動はしない。 |
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歩行時は常に周りに気を配る。 |
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見知らぬ者に話しかけられた時は無視する。 |
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野外、公共の場所では手回り品から眼を離さない。 |
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人混みの中でお金を数えない。 |
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人通りのない場所や暗いところに駐車しない。 |
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車を停める際には短い間でも必ず施錠をする。 |
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車内にカバン等一切の物を放置しない。 |
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人家のないところで車が突然故障したりしない様に、定期点検等の整備を日常行っておく。 |
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(3) |
性犯罪の事前回避
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なるべく多数で行動する。 |
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服装、言動に配慮する。 |
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過度の飲酒を控える。 |
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盛り場では見知らぬ異性と安易に視線を合わせない。 |
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自らの意志は明確に相手に伝える。誤解を招く言動を慎む。 |
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運転中、または歩行中に不振な者に尾行されている気がした時には、ホテル、スーパー、ガソリンスタンド等の人混みに入り、安全を確認して様子を見る。 |
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(4) |
被害にあった場合の対処
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生命、身体を守ることを第一に考える。 |
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なるべく相手の目を見ない等、相手を刺激しない。 |
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安易にポケットに手を入れる行動は反撃の準備とみなされる事もあるので、不用意に動かない。 |
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犯人の人相、着衣、ナンバー等、警察の事後捜査に役立つ情報を記憶する。 |
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安全を確認してから直ちに警察に通報する。 |
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けが人がいる時は救護を優先する。 |
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警察が来るまで現場をそのままに保存する様に心掛ける。 |
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