アメリカ牛肉は安全か?
BSE (Bovine Spongiform Encephalopathy) の現状
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そもそもBSEとはなんだ? (牛海綿状脳症) 牛に発生した症状であり、脳の組織がスポンジ状に変化して中枢神経が変調をきたし機能障害を引きおこす。原因はタンパク質の一種であるプリオンが異常化したためと言われています。
BSE発生原因は牛に与えていた肉骨粉にあると言われています。 BSEが発生した国では、肉骨粉を飼料として与える事を禁止して、その後BSE牛の発生件数は激減しています。 問題はBSEに罹患した牛肉を人が食べた場合、同様に脳障害を引き起こすことです。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病と呼ばれは英語の「"variant Creutzfeldt-Jakob disease」 vCJD と略されます。 病気の事についてはここでは省略します。 2011年末までに報告されている世界のvCJD患者数 新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD) 英国:176 フランス:25 スペイン:5 アイルランド:4人 米国:3 オランダ:3 ポルトガル:2 イタリア:2 カナダ2 日本:1 サウジアラビア:1 台湾:1 計225人。 出所:The University of Edinburgh http://www.cjd.ed.ac.uk/ |
アメリカ牛肉は安全か? |
BSE発生以来、アメリカからの牛肉の輸入が制限されました。
上記のグラフにある通り、BSEに罹患した牛は日本で36頭が確認されています。 ではアメリカでは何頭だったのでしょうか? 答えは3頭です。 発生頭数の多寡にかかわらず、規制は必要ですが必要以上に恐れていたように思います。 原因とされた肉骨粉を飼料として与えることを禁止して以来、発生件数は激減しました。 BSE発生の抑え込みに成功したと言える数値が出ています。 更に、日本においてもアメリカにおいても危険のあるとされる部位の除去が徹底されている現在、必要以上に恐れる必要ないでしょう。 これはアメリカで牛肉を扱っている 「Certified Angus Beef Association」 サーティファイドアンガスビーフ協会でも、扱っている製品は完全に安全であると宣言しています。 |
食に関してはみなさまの判断が最も重要です。
しかし、正確なデータをみなさまに提供する事はアメリカンビーフを扱っている当店の責任と考えています。 |